読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

『日本はなぜ敗れるのかー敗因21か条』を読んで その4

日本は余り人命を粗末にするので、終いには上の命令を聞いたら命はないと兵隊が気付いてしまった。生物本能を無視したやり方は永続したものではない。特攻隊員の中には早く乗機が空襲で破壊されれば良いと、密かに願う者も多かった。

 文科省は余り教員の命を粗末にするので、終いには上の命令を聞いたら命はないと教員が気付いてしまった。生物本能を無視したやり方は永続したものではない。ブラック部活顧問の中には早くチームが負ければ良いと、密かに願う者も多かった。

 そういう顧問を「情けない教員だ」と罵倒できるであろうか。この顧問を罵倒することが人道的であろうか。本当に人道的であるというのは、一人の人間、教員に、そのような非人道的なことを考えさせてしまう環境を作らないということであろう。内省力ある人間であれば、その教員の立場に立って同情こそすれ、罵倒などはできないはずである。

 ここで罵倒する人は、

日本の敗因13

一人よがりで同情心がないこと

 に該当すると思われる。

 

 日本は余り人命を粗末にする。教員の命もだが、教員から生まれ落ちる命も粗末にしている。教員から生まれ落ちた命、つまり、赤子・幼児は誰かが面倒を見なければ死んでしまう。さて、教員の親が平日遅くまで働き、土日も帰らない、そして、精神を病んでしまう。教員は子どもを正常に育てることが難しくなる。学校のブラック労働は、未来の命をも害しているのである。USB持ち出し盗難・紛失事件が新聞に載って騒ぎになるが、子どもの面倒を見なければならない親が、USBを持ち出すのは当然だ。教員も子どもを育てる生物である。文科省は人命を粗末にする。人命よりもUSBメモリが大事らしい。マスコミも片棒を担いでいる。日本の敗因である。

 

 文科省教育委員会は、教員にUSBメモリの持ち出しを禁ずる前に、教員の超過勤務を無くすべし。